こんにちは!温泉ソムリエeriです☆
朝3時半——。毎月1日の夜中に、とても多くの人がにぎわう場所があります☆
どこだかご存知ですか?
答えが「伊勢神宮」。
伊勢神宮には毎月1日の朝早くにお参りする「朔日参り」という“ならわし”が残っています。
[memo title=”MEMO”]「朔日参り」とは
月の初めの早朝にひと月無事に過ごせたことに感謝し、新しい月の無事をお祈りします。[/memo]
“先月もありがとうございました、今月も宜しくお願いします”
そんな風に、毎日丁寧に生きられたら理想ですよね。
そんな「朔日参り」。行くチャンスがあった時の為に、やることをリストアップして行きますね!
「朔日餅」の整理券をもらう!
伊勢の有名な和菓子店・赤福。

赤福では、この「朔日参り」にいらっしゃるお客様をお迎えするため「朔日餅」を毎月1日、なんと朝3時半から販売しています。
この「朔日餅」は昭和53年から発売が始まり、今日までずっと続いているんです!もうそれだけで感動ですよね!!!
そして、毎月季節に合わせた餅菓子を販売しているので、毎月参拝するという方も全国にたくさんいらっしゃるのです☆
[sanko href=”http://www.akafuku.co.jp/product/tsuitachimochi/” title=”朔日餅について” site=”赤福公式HP”]
それでは、私の体験ブログはじまり〜♪

内宮に3時到着しました。この暗闇はなかなか怖かった(^▽^;)

急いで整理券をもらいに赤福へ。3時過ぎに到着した私でさえ280番目でした(^▽^;)すごいです・・・。
朝市でお買い物

次に引き換える「列整理券」の配布までの間は、おかげ横丁を散策。
おかげ横丁ではこの日限定で朝3時半から「朝市」も行っていて、もう夜中というのに人・人・人。

フレッシュな野菜果物が売っていたり。

「朔日そば」なんかも売ってて、夜明け前にも関わらず多くのお店が開いているんです。
朝食【すし久】さんにて


朝食は4時45分~。これがまた行列!!4時半にこんなに人がいるなんて、お正月かと思いましたよ。私はツアーだったので、添乗員さんと一緒に開店と同時に入店しました☆

こちらでは朔日粥をいただきました。今回は「鮎雑炊」。これも、毎月違う内容なんですって!
朔日餅も無事に受け取った

あっという間に朝が来ますが、まだまだ並びます。順番が来るまで並びます。何度並ぶんだろうか・・・しかしこれが通常コース。みんなこの苦労をしてまで、購入したいのです!

[sanko href=”http://www.isejingu-kankou.com/etc-tuitachi.html” title=”朔日餅の購入方法” site=”伊勢神宮観光情報サイト”]
朝一番の参拝

朝5時になると内宮さんも開くので、朝一番の参拝が出来ます。


今日誰もまだ踏み入れてなかろう道を歩くのって、なかなか出来ないですよね。貴重な体験でした☆



無事に過ごせた一ヶ月を感謝し、また新しい月の無事を願ってお祈りをしました。夜明けの内宮も幻想的で美しかったー!


時間があったら、喫茶店へ。


私はツアーだったので、集合時間にゆとりがあって五鈴川沿いの喫茶店で少し休憩。
こんな清々しい気持ちで迎える朝はもうこの先二度とないんじゃなかろうか、と思いながら一息しました☆
外宮も行きました!

外宮→内宮というのが通例だそうですが、今回朔日参りは内宮だったので、内宮参拝のあと外宮へ行きました!

滅多に出会えないという、神の馬と書いて神馬(シンバ)と読むお馬さんに出会えました。


ツヤツヤの毛並みのお馬さん、最後まで見届けました!

どこを歩くにも、背筋をぴんとのばしたくなるような神聖な気持ちになれた伊勢神宮。

幸福の石と呼ばれる石をみつけたり、人がいないからこそゆっくり楽しめていい1日の始まりでした。
いかがでしたか?
早朝の伊勢神宮は発見がたくさんあって楽しかったです。夜の出発、夜中に到着、なのでなかなかハードなスケジュールとなりますが、すごく気持ちのいい1日の始まりを迎えることが出来ますよ^^
朔日餅や朔日粥も、毎月違うものを楽しめるので人気の月・穴場な月があるそうです☆
興味のある方、早起きが得意な方はぜひ一度、この人が創りだす絶景を見に行ってみてくださいね^^