「特急ゆけむり草津・四万」八王子・立川〜長野原草津口 2024年1月27日乗車記
2024年1月27日(土)と28日(日)の2日間だけ運行した臨時列車、特急「ゆけむり草津・四万」に乗って草津温泉へ行ってきました。通常の運行ではない、年に2回の特別運行です。今回は、始発駅の八王子駅からスタートします!
特急「ゆけむり草津四万」とは
運行スケジュールは、1/27(土)に草津へ行き、1/28(日)に草津から帰ってくるというとてもシンプルなもの。この時間以外はないので、現地の滞在時間が少し短め。
- 1/27(土)八王子10:41→長野原草津口13:43
- 1/28(日)長野原草津口12:05→八王子15:08
昨年は1月と10月に「特急はちおうじ草津・四万」という名称で運行されていたけれど、今年は特急「ゆけむり草津・四万」という名に。E257系5両編成で運転し全車指定席です。
本来、長野原草津口行きの列車は上野駅始発のため、八王子や立川など周辺エリアに住む方々がこの列車で草津温泉へ向かうには、上野駅(もしくは赤羽・浦和など途中停車駅)まで行く必要があります。乗り換えも多く、少し面倒なんですよね。
それが、ですよ。今回紹介する特急「ゆけむり草津・四万」は、八王子・立川から長野原草津口まで直通運転。乗り換えなしで行けるのです!
八王子駅を10:41に出発し、終点の長野原草津口駅には13:43に到着します。停車駅は立川・新秋津・北朝霞・大宮・渋川・中之条・終点長野原草津口です。
特急「ゆけむり草津・四万」の乗車料金は、特急券2,290円+乗車券3,080円=往復ひとり10,740円です。(八王子-長野原草津口の乗車の場合)
長野原草津口駅から草津温泉までのバス料金は片道710円です。
「ゆけむり草津・四万」座席や車内の様子
特急「ゆけむり草津・四万」の車内は、快適で贅沢な空間が広がっています。座席の特徴は様々で、旅をより心地よいものにするための工夫が凝らされています。
座席はリクライニング機能が備わっており、自分の好みに合わせて調節することができます。長時間の移動でも疲れ知らずで、くつろぎのひとときを提供します。
テーブルが付いているので、お土産や軽食を広げてくつろぐこともできます。座席前のテーブルは、飲食だけでなく、書籍や旅のプランを整理するのにも最適です。
飲み物を手軽に持ち歩けるように、ドリンクホルダーも用意されています。これにより、旅行中にのどの渇きを癒すことができます。
荷物は専用の収納スペースに収め、座席周りをすっきりと保てます。また軽い荷物はフックに掛けておくこともできます。
座席にはコンセントが付いており、スマートフォンの充電が可能です。
前の座席とのスペースも広く取られていて足元にもゆとりがあります。小さめのスーツケースなら入ります。
車内設備
これらの設備があることで、長時間の移動中でも快適に過ごせるんですね。
長野原草津口駅から路線バス
到着駅の長野原草津口駅からは、路線バスに乗って草津温泉まで行きます。
バス運賃:710円
今回の旅の主役、特急「ゆけむり草津・四万」
1泊2日の滞在は、特急「ゆけむり草津・四万」の旅をじっくりと楽しむ贅沢な時間となりました。
温泉に浸かり、美味しい地元料理を堪能しながら、冷えた体を温め、心身ともにリフレッシュできる時間となりました。夜になると温泉街がライトアップされ、雪化粧の風景が幻想的な雰囲気を醸し出していました。
特急「ゆけむり草津・四万」は、昨年は1月と10月に運行されていました。そして、今年もまた10月に出発する可能性があります。
八王子や立川に住む人々にとって、特急列車で草津温泉へアクセスするのは少しハードかもしれませんが、今回利用した特急「ゆけむり草津・四万」はそのハードルを一気に下げてくれました。
この特別な臨時列車の運行日に、普段とは違う魅力に触れ、冷たい季節に心温まる旅を楽しんでみてくださいね。