冬の入浴で気をつけること、基本の3か条
こんにちは!温泉ソムリエeriです^^
11月も残すところあと1日。今年もあと1ヶ月で終えようとしております。
今週は特に寒さが厳しくなったように思います><
こんな寒い日は、やっぱり温泉に限りますよね!
私も12月は、新潟・長野・群馬・・・と雪国へ行く予定が多いです^^
寒い季節こそ、寒いところに行きたくなるんですね〜⭐︎
しかし、冬場の入浴はいつも以上に気をつけなくてはなりません。
冬の入浴事故は交通事故よりも死亡率が高いのです!
高齢者の方だけではありませんよ!
若い方も正しい入浴法を守らなければ他人事ではないんです。
例えば露天風呂。これからの時期、雪見風呂なんて最高!ですよね。
寒い中、脱衣所でぱぱっと服を脱いでざぶ〜んと湯船にGOしていませんか?
寒くても、まずかけ湯から!
温かいお湯に浸かると、血のめぐりが良くなるのはご存知ですよね。
冬は外気温が低いため、血管が収縮しています。
そんな中、急に熱い湯船に浸かると血圧が急上昇!
つまり、血液の流れが急に良くなってしまうため、血液が詰まる・破れるなどの恐れがあります。(心筋梗塞や脳梗塞など)
防止するためには、入浴前にまずかけ湯!心臓から遠い足元から順番に体にかけ、お湯に慣らすことが大切です。
目安は体が “入浴している?” と勘違いするくらい、と言われています。
そして湯船に入る時は、ゆっくりと浸かってくださいね。
ドロドロ血をサラサラ血に!入浴前の水分補給!
入浴中もカロリーを消費するので、入浴前の水分補給は大切です。
湯あたり防止には、ビタミンCを含む緑茶がオススメです!
さらに・・・ドロドロ血液の方は要注意。
血液がドロドロの方は、血の巡りが良くなる入浴中に、血液がつまりやすく大変危険です。
コップ1杯の水を飲み、体内の血液をサラサラにして温泉を楽しみましょう。
湯船から出るときは、ゆっくり!
お風呂上がりの“立ちくらみ”を経験されたことがある方、いらっしゃるのではないでしょうか?
入浴中の立ちくらみの原因の多くは、熱いお湯に長い時間浸かっているところ急に立ち上がることで、全身を巡っていた血液が急に下半身へ流れてしまい脳の血液が不足してしまうことで起こります。
立ちくらみを防止するためには、ゆっくり行動すること!!
「さあ、湯船から出よう」と思ったら、まずは肩まで浸かっているところ(全身浴)を、
↓
おへそまで浸かる(半身浴の状態)
↓
足まで浸かる(足湯の状態)
↓
最後にゆっくり出る
・
・
というように「少しずつ」「ゆっくり」がお風呂から上がることがポイントです。
正しい入浴法で、冬も温泉を楽しみましょう!
いよいよ、温泉シーズン到来!
・水分補給
・かけ湯
・ゆっくり出る
これら3つは基本中の基本です。
温泉を訪れた時、もしこれらの入浴法を知らない方がいたら是非教えてあげてほしいと思っています。
そして温泉を楽しむ方全員が、事故に遭うことなく温泉を楽しんでいただきたいと思います。