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中部・近畿

湯あがりのスッキリ度がまるで違う!「野沢温泉街」は13軒の外湯めぐりと街ぶらが楽しい。

温泉ソムリエeri
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こんにちは、温泉ソムリエeriです。

日本屈指の温泉地「野沢温泉」は、外湯巡りや温泉街歩きが楽しい温泉テーマパーク。温泉卵作りや美味しいグルメ、迷路のような細い路地など、訪れるたびに新たな発見があります。本記事では、Eri厳選の外湯5軒を中心に、野沢温泉を楽しみ尽くすための情報をたっぷりお届けします!

野沢温泉 外湯めぐりの魅力とおすすめの外湯5選

野沢温泉には、江戸時代から地元の湯仲間によって管理・運営されている13軒の外湯(共同浴場)があります。これらの外湯は観光客にも開放されており、入浴には寸志をお願いしています。各外湯には賽銭箱が設置されており、訪れる人々は自分の気持ちを込めてお賽銭を入れることで、自由に温泉を楽しむことができるのです。

野沢温泉のシンボル「大湯」|初心者にもおすすめ

初めに訪れたのは、駐車場から最も近い、温泉街のシンボルともいわれる「大湯」です。

「あつゆ」と「ぬるゆ」に分かれており、ぬるゆでもかなり熱い!
これが野沢温泉か…!と感じながら、足元から掛け湯を始めました。

くうううう…しびれる…

何度掛け湯をしても熱さに慣れず、最初は無理かと思いましたが、草津温泉の白旗の湯で学んだ入浴法を思い出し、静かに入湯。

入ってみると意外と大丈夫で、30秒浸かる → 休憩 → 30秒浸かる → 休憩の方法で、じわじわと温まりましたので、終了。

「あつゆ」の方は、「野沢温泉初心者」の私にはまだ熱すぎて、挑戦には時間がかかりそうですが、入浴後の爽快感は驚くほどで、心から感動しました!

温泉に入った後って、汗がなかなか引かないことが多いのですが、野沢温泉ではなぜか汗がぴたっと止まり、湯疲れも感じませんでした。

だからこそ、また入りたくなってしまうのだろうなと思いました。

泉質: 単純硫黄泉
効能: 胃腸病、リウマチ、婦人病、痛風

美しい緑色の湯「滝の湯」|熱湯好き必見の温泉

麻釜の源泉から坂道を上った先にある「滝の湯」。ガラガラとドアを開けると、目の前に広がるのは美しい緑色の温泉です。いざ入浴してみると、めちゃくちゃ熱いですが、やはり頑張って入ってしまいます。しかし、入るとその心地よさに驚きました。温泉の熱さを感じながらも、どんどん体が温まり、思わずリラックス。

泉質: 含石膏・食塩・硫黄泉
効能: 重病後の回復期などに効果的

静けさを楽しむ穴場「麻釜の湯」|地元民に愛される隠れた名湯

麻釜通りの角にある「麻釜の湯(あさがまのゆ)」。意外と穴場なのか、それともたまたまなのか、訪れたときはずっと独泉でした!湯もみ板が置いてあり、ほんの少し湯もみをしただけで、適温になり、気持ちよく入浴できました。

泉質: 含芒硝・石膏・硫黄泉
効能: 痔核、糖尿病、リウマチ、中風、神経痛

美しい白濁湯「真湯」|美しい湯殿と心地よい温度で癒される

一番のお気に入りは「真湯(しんゆ)」です。想像以上に美しい湯殿にうっとりし、思わず見とれてしまいました。ミルキーホワイトな温泉には黒い湯の花がたっぷり浮かんでいて、温度もちょうどよく、その心地よさが何とも言えません。本当にお気に入りの場所です。

泉質: 単純硫黄泉
効能: 痔疾など、温めると良い病気に効果的

ぬるめの湯「熊の手洗湯」|混雑でも気軽に楽しめる温泉

最後に訪れたのは、「熊の手洗湯」。その名の通り、熊が発見したといわれる古い湯です。熱い温泉で知られる野沢温泉ですが、「熊の手洗湯」の源泉温度はおよそ40度。こちらにも「あつゆ」と「ぬるゆ」があり、ぬるゆは40度もないかもしれません。そのぬるめの温度を知ってか、またはファンが多いのか、訪れた時はまるでイモ洗い状態の混雑ぶりでした!皆さんがさっと浸かって、さっと出るスタイルに習い、私もサクッと入浴してきました。

泉質: 含石膏・食塩・硫黄泉
効能: 火傷・切傷に効果的

野沢温泉街の楽しみ方と魅力|温泉以外の観光スポットも充実

温泉たまご作り体験|野沢温泉の源泉で作る温泉卵の体験

野沢温泉街には、100度近い熱湯が湧き出る「麻釜(おがま)」があります。こちらでは、地元の方々が野菜や卵を洗ったり茹でたりして、日常生活で利用している場所です。観光客は、残念ながら入場できませんが、外からその光景を楽しむことができます。

麻釜の前にある『湯元』というショップで、「温泉卵を源泉でゆでられると聞いたのですが…」と尋ねてみると、実は『野沢温泉足湯』で自由に茹でられるとのこと。

早速、『湯元』で卵を1つ100円で購入し、しばし歩いて『野沢温泉足湯』へ向かいました。

ゆるやかな坂を登ると、そこには茹でスポットと足湯がありました。茹でスポットでは、周りの方々が茹で方を教えてくださり、とても助かりました。

まずは板を開け、針金にネットをかけて卵を入れます。私が卵を購入した『湯元』ではみかんネットをいただきましたが、お店によってはかごを貸してくれたり、洗濯ネットを持参している方もいました。

約20分茹でると、中身がとろ~りとろける温泉卵が出来上がります。また、茹でスポットでは卵だけでなく、とうもろこしを茹でることもできるそうです。

迷路のような坂道散策|温泉街を歩いて楽しむ隠れた名所

温泉街は道が狭く、坂道が多いため、まるで迷路のような印象を受けました。温泉に浸かりながら涼み、散歩を楽しみ、再び温泉へ足を運ぶという繰り返しが、非常に心地よく感じられました。共同浴場間の距離感も絶妙で、散策のペースが自然に保たれました。

また、街を歩いていると、道を案内してくれる猫や、地酒ショップでお土産を選ぶ楽しみもあり、非常に充実した街ぶらを楽しむことができました。

訪れる前に知っておきたい!野沢温泉の評価・感想とアクセス方法

野沢温泉の感想と評価:爽快感が違う!極上の湯体験

野沢温泉は、これまでに体験したどの温泉とも一線を画す爽快感を感じさせてくれる場所です。もちろん他の温泉でもスッキリとした感覚を味わったことはありますが、野沢温泉はその中でも群を抜いています。「スッキリ」や「シャキッと」といった言葉がぴったりの、まさに湯切れの良さを感じさせてくれる温泉です。浸かると心も体も軽くなり、思わず「本当に良かった!」と感動してしまいました。

野沢温泉へのアクセス方法|東京からの電車・バスでの行き方

東京から野沢温泉へは、電車を利用する方法が便利です。まず、東京駅から北陸新幹線に乗り、長野方面へ向かいます。はくたか号を利用すると「飯山駅」にも停車します。その後、飯山駅からは野沢温泉行きのバスに乗り換えて、約30分で温泉地に到着します。

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ABOUT ME
温泉ソムリエeri
温泉ソムリエeri
温泉美容家
温泉美容家。学生時代の草津温泉訪れがきっかけで、温泉の魅力に魅了され、全国の温泉を巡るようになる。2013年には「温泉ソムリエ」の資格を取得し、2016年に美容温泉情報を発信する『美肌温泉手帖』を創設。美容専門学校でエステティックを学び、「温泉×美容」の可能性に注目。美容効果や入浴方法、泉質に基づくおすすめの湯めぐり方法など、幅広い知識を有する。ブログでは「肌がよろこぶ、温泉のえらびかた」をテーマに、各地の美容温泉や美容情報を発信。読者の温泉選びを楽しく、美容効果を引き立てる手助けを提供している。
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