草津温泉に開業した【裏草津 蕩 TOU】に宿泊。身も心もトロトロにとろける旅で最高すぎた…
こんにちは!温泉ソムリエeriです。
草津温泉に新しくオープンしたホテル【裏草津 蕩 TOU】に宿泊しました!
宿名の「蕩」という漢字は「とろける・まどろむ」という意味がありますが、私はこの滞在で身も心もトロトロにとろけまくりました。スタッフの方々の対応も素晴らしく、食事もおいしく、何よりも温泉が最高でした。今回は、最高に最高な草津時間を過ごした【裏草津 蕩 TOU】の宿泊記をお届けします。最後までぜひお付き合いください♡
「裏草津 蕩」の紹介
「裏草津 蕩」は、注目の新たな観光エリア「裏草津」に位置しています。共同浴場「地蔵の湯」の目の前にあり、建設中の頃から「何やらすごいのが出来そうだな」と思っていましたが、こんなに素敵なホテルになったとは驚きです!
「蕩」の隣には、2019年8月にオープンした【草津温泉 炯-kei-】もあり、裏草津エリアの進化が止まらないことを感じます。
チェックインは15時から。ホテルフロントは“地蔵の湯のほう”ではなく反対側にまわります。
ホテル入口を入り、おしゃれな通りをくぐり抜けるとロビーに到着します。奥には夜から営業するバーが見えます。フロントカウンターで手続きを済ませ、夕食の時間を決め、フロントで浴衣を受け取り、お部屋に向かいます。
「裏草津 蕩」の客室の紹介
建物は5階建てで、デラックスルーム(半露天風呂付き)が4室、スタンダードルーム(シャワールーム付き)が52室、全56室のホテルです。フロントは2階にあたり、1階に大浴場、客室は3〜5階にあります。
デラックスルーム 客室の紹介
今回利用したデラックスルームは、寝室と和室、洗面台とお風呂が分かれており、ゆったりとした空間を楽しむことができます。寝室は小上がりになっているところも、小さなことですが嬉しいポイント。また、4名まで泊まることができるため、和室にお布団を敷いて、ベッドルームと和室と二つのエリアに分けることができるのも便利ですよね。
洗面台とアメニティ紹介
洗面ボウルはひとつ。アメニティセットが二人分置いてあります。
部屋のお風呂
洗面台の後ろにシャワールームとその奥に露天風呂があります。透明のガラス扉のため、洗面台から丸見え!(実際はガラスが蒸気で曇るので丸見えってことはないです)
部屋の露天風呂も源泉掛け流し!ここが最高すぎました。温泉に浸かった後は、ガウンを羽織って風に当たりながらリラックスすることができます。部屋からは、裏草津エリアを眼下に見ることができて、朝は地蔵の湯へ向かう地元の方々の足音、夜はライトアップした地蔵エリアを楽しめます。また遠くには山々が見えて、朝の新鮮な空気をたっぷり吸いながら温泉を堪能できるのも良かった!快適性はもちろんのこと、景色も楽しめるため、非日常的な贅沢な時間を過ごすことができました。
「裏草津 蕩」の大浴場・露天風呂の紹介
「裏草津蕩」の最大の魅力は、何と言っても草津温泉の地蔵源泉を楽しめること!草津温泉は、日本有数の温泉地として知られ、その泉質の良さから多くの人に愛されていますが、その中でも地蔵源泉は温泉マニアの間でも人気の源泉です。白濁していて温泉らしさを感じられる温泉で、泉質は「酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉」。筋肉痛・関節痛・五十肩、疲労回復など効果が期待持てるのが特徴の温泉です。
内湯は熱く、露天風呂は内湯よりちょっとぬるめ。好きな温度で入浴を楽しめるのも嬉しいですよね!内湯は温泉ではないらしいので、温泉が苦手な方にも良いかも。
「裏草津 蕩」の食事はどこで?どんなもの?
食事は、夕朝食ともダイニング「燈璃」で。会席とフレンチを合わせた創作料理を提供している。
夕食は「草津会席」
席に到着すると、すでに前菜が用意されていました。
左上から時計回りに、上州鶏の自家製ハムと白菜のペペロンチーノ・群馬県産こんにゃくとパプリカのピクルス 生ハム添え・群馬県産ギンヒカリときゅうりのマリネ 大葉の香り・エビと長芋の梅和え トマトジュレです。ほかに鴨ローストと焼きトマト ほうれん草のすり流し・バゲット ケシの実オリーブオイル。
醤油のほか、出汁のバーニャカウダソースと食べる醤油。
中トロ大好きで、とろけた・・・。
シェフが丹精込めて作り上げた料理は、どれも繊細で美しくて、食べる前から心が躍りました。群馬県産の素材をふんだんに使ったひと皿ひと皿は、シンプルでいて素材のおいしさが最大限美味しく引き出されています。
また、料理の説明やおいしく食べる方法のアドバイスをしてくれるスタッフの方々も、親切で気さくな対応をしてくれました。本当に美味しかった〜〜!食事のあとは、見た目も可愛らしいグラスに入ったデザートが提供され、食事はおしまい。
朝食「草津箱膳」
朝食は「草津箱膳」というメニューをいただきました。群馬県産の食材を多用した盛り合わせに始まり、炉端で焼いた「銀鱈の西京焼き」や、群馬県産のコシヒカリ・北軽井沢産のなめこのお味噌汁など、朝から群馬県づくし。夕食がはち切れるほどの量だったことと比べると、朝食はあっさりめ。わたしは夕食で食べすぎてしまって朝食無理かも…と思っていたのでちょうど良い量に感じましたが、「朝食のみプラン」で宿泊する方はちょっと物足りなく感じてしまうかもしれないです。
【料金】「裏草津 蕩」の宿泊料金はどのくらい?
今回は、ホテルがオープンしてすぐに予約を取ったため、リーズナブルに利用できました。参考までに、1月金曜日から1泊で、大人2名で夕朝食付き、メイン料理アップグレードプランを選択しました。二人で59,521円(消費税込み・入湯税別)でした。私は一休とじゃらんをよく利用します。
「裏草津 蕩」で心も体もとろける旅を!
草津温泉の中でも今注目のエリアにある「蕩」。今回滞在してみて、このホテルの最大の特徴は良質な「地蔵源泉」を貸切で思う存分楽しめることだと思います!特に、窓を開けて、夜風にあたりながら温泉に浸かって、熱くなったらガウンを着てチェアで休んで…というループが最高すぎました。今回利用した際は、貸切風呂がクローズしていたので次回はそちらも楽しみたい!ぜひ、草津温泉での旅行でチェックしてみてください♡