温泉オタクがガチで考案!キュンパスで巡る源泉掛け流しの温泉|東北・長野のおすすめ湯めぐりプラン
今回は、便利でお得な「キュンパス」を使って、東北・長野の源泉掛け流し温泉を満喫できる湯めぐりプランを温泉オタクの私がガチで考案しました。
山形や新潟、他エリアのコースも考えていますが行きたいところがありすぎてまとまっていません!笑
温泉好きなら誰もが夢見る温泉巡り。でも、どこに行こうか迷っている方も多いのではないでしょうか?そんなあなたにピッタリのプランをご紹介します。
キュンパスを使えば、東北や長野をお得に巡りながら、温泉地の魅力を存分に楽しめます。源泉掛け流しの温泉に浸かりながら、リラックスしたひとときを過ごす…それがキュンパスを使った温泉旅行の最大の魅力です。
「どこに行けばお得なのか?」「温泉オタクならではのおすすめスポットは?」そんな疑問に答えるべく、キュンパスを駆使して温泉地を巡る、魅力的なプランをご紹介します。あなたの次の温泉旅行の参考にしてみてください!
そもそもキュンパスとは?ポイントをおさらい
キュンパスは、JR東日本が提供するお得な旅行パスで、指定されたエリア内で自由に乗り降りできる特典が満載です。温泉巡りをする際に便利で、コストパフォーマンスも良好。
キュンパスのポイントまとめ
- 適用:平日のみ
- 料金:1日券10,000円/2日券18,000円
- 乗車日:25年2月13日(木)〜3月13日(木)
- 切符購入:利用開始1ヶ月前〜14日前まで
詳細な情報や購入方法については、以下の「キュンパス徹底解説記事」でご確認ください。
キュンパスが温泉巡りにピッタリな理由
キュンパスを使った温泉巡りのメリットは、「1日中、新幹線が乗り放題」という点と、「場所によっては非常にお得に移動できる」という点です。そこで、今回は2つのツアーを提案します。ひとつは、いろいろな温泉地を効率よく巡る(ちょっと疲れるかもしれませんが)ツアー、もうひとつは、遠くの温泉地に行ってゆっくりその場所を楽しむツアーです。
それでは早速、「キュンパス」を使って訪れることができる、具体的な温泉施設を紹介します。温泉オタクとしての視点で厳選したおすすめの温泉地を提案します。ここでは、東北・長野・新潟で源泉掛け流しの温泉を楽しめる温泉地をピックアップ!それぞれの特徴と魅力を簡単に紹介します。
秋田・乳頭温泉郷ダブル源泉掛け流しプラン
まず最初にご紹介したい(推したい!)のは、私も大好きな乳頭温泉郷の「鶴の湯」と「妙の湯」を両方堪能できるプランです。乳頭温泉郷は、7つの温泉地から成る温泉地の総称で、その中でも「鶴の湯」と「妙の湯」は特に人気のある温泉地です。どちらの温泉も源泉掛け流しで、それぞれ異なる泉質と楽しみ方を提供しています。執筆時点でキュンパス期間内には宿泊が埋まってしまっていたのですが、日帰りでも十分楽しめます。
もし空きが出ていたら宿泊してじっくり温泉を浸かるのも良いですよね!
「鶴の湯」をおすすめする理由、泉質や楽しみ方
まず、「鶴の湯」の一番の見どころは、一番奥に位置する露天風呂です。こちらは混浴となっており、大きな露天風呂に浸かると、広がる景色に思わず「おおー!」と言ってしまうほど開放感があり、自然との一体感を感じられます。泉質は4種類の異なる源泉があり、それぞれ「白湯」「黒湯」「中の湯」「滝の湯」と呼ばれています。日帰りでも、露天風呂以外の浴槽も利用でき、さまざまな泉質の温泉を楽しめるのが魅力です。
日帰り入浴 営業時間 | 10:00~15:00 ※日帰り入浴月曜日露天風呂不可 |
日帰り入浴 料金 | 大人700円 小人300円 |
最寄駅 | 秋田新幹線・田沢湖駅 |
アクセス方法 | 田沢湖駅下車し田沢湖駅前バス停より羽後交通「乳頭温泉」行き路線バスで約45分、「鶴乃湯温泉前」下車1分/片道820円 |
「妙の湯」をおすすめする理由、泉質や楽しみ方
次に「妙の湯」は、私のお気に入りの温泉地です。渓流と滝を眺めながら入る露天風呂が特におすすめです。こちらも混浴ですが、バスタオルを巻いて入浴できるので、安心して楽しむことができます。「妙の湯」では、2つの源泉を楽しめます。金の湯はマグネシウム・カルシウム硫酸塩泉で、銀の湯は無色透明の単純泉です。
日帰り入浴 営業時間 | 10:30〜15:00 (14:00受付終了) ※火曜日定休 |
日帰り入浴 料金 | 大人1,000円、子供500円(小学生以下) |
最寄駅 | 秋田新幹線・田沢湖駅 |
アクセス方法 | 田沢湖駅下車し田沢湖駅前バス停より羽後交通「乳頭温泉」行き路線バスで約50分、「妙乃湯温泉前」下車1分/片道820円 |
東京から秋田・乳頭温泉郷へのアクセスルート
- 東京駅出発(06:32発)
秋田新幹線に乗車 - 田沢湖駅到着(09:21着)
田沢湖駅で下車し、路線バスへ乗り換え - 田沢湖駅出発(09:40発)
- 妙の湯到着(10:25〜11:55)
妙の湯で温泉を楽しむ(約1時間半) - 妙の湯出発(11:55発)
- 鶴の湯到着(12:01〜13:41)
鶴の湯で源泉掛け流しの温泉を満喫(約1時間40分) - 鶴の湯出発(13:41発)
- 田沢湖駅到着(14:23)
このあとはこまち号(田沢湖駅15時12分→東京駅18時04分)で帰京もできるし、角館駅へ移動して「夏瀬温泉 都わすれ」に宿泊もできます。盛岡まで戻って翌日の岩手観光に備えるのも良いですね。
【長野】野沢温泉&松代温泉 推し温泉めぐりツアー
温泉好きにはたまらない!今回は、信州を代表する人気温泉地である「野沢温泉」と「松代温泉」を巡る贅沢な温泉めぐりツアーをご紹介します。
「野沢温泉」をおすすめする理由、泉質や楽しみ方
野沢温泉は、風情ある温泉街と豊富な源泉を誇り、何度も足を運びたくなる温泉地です。温泉街にある13軒の外湯(共同浴場)は、観光客にも開放されています。各外湯に設置された賽銭箱に、入浴料としてお気持ち程度の金額を入れて利用ができます。
「松代温泉」をおすすめする理由、泉質や楽しみ方
松代温泉へは、長野駅から路線バスとタクシーを利用して向かいます。「え?こんな場所に素敵な温泉が?」と思わず驚いてしまうかもしれません。“黄金の湯”という名前の通り、温泉は黄金色に輝いています。源泉掛け流しの「ナトリウム・カルシウム塩化物泉」は体を芯から温めてくれるため、寒い冬にぴったりの泉質です。
東京から野沢温泉・松代温泉へのアクセスルート
- 東京駅出発(07:52発)
北陸新幹線に乗車 - 飯山駅到着(09:43着)
飯山駅で下車し、路線バスに乗り換え - 飯山駅出発(09:55発)
- 野沢温泉到着(10:20〜13:00)
野沢温泉で温泉を楽しむ(約2時間40分) - 野沢温泉出発(13:00発)
路線バスで飯山駅へ - 飯山駅到着(13:25着)
- 飯山駅出発(14:13発)
新幹線で長野駅へ行く。 - 長野駅到着(14:24着)
- 長野駅で路線バスに乗り換え
- 松代駅到着(15:13着)
松代駅からタクシーで松代荘到着(約5分) - 松代荘到着
松代荘で温泉を楽しむ(約1時間) - 松代荘出発(17:10発)
タクシーで松代駅へ。路線バスに乗り換えて長野駅へ - 長野駅到着(17:49着)
- 長野駅出発(18:25発)
新幹線に乗車 - 東京駅到着(20:00着)
ちなみに、野沢温泉の湯めぐりが終わった後に、飯山駅から軽井沢駅へ向かうのもいい選択!軽井沢駅から路線バスに乗って、「軽井沢星野エリア」に行くと、「星野温泉トンボの湯」もあるので、これもおすすめですよ!
弾丸で行く!青森 酸ヶ湯温泉
“一度は行きたい温泉地”として知られる酸ヶ湯温泉。泉質は酸性硫黄泉です。特に有名な「ヒバ千人風呂」は混浴となっており、少しハードルが高いかもしれません。湯あみ着のレンタル(有料500円)を利用することもできます。
東京駅06時56分発のはやぶさ1号に乗ると、新青森駅には10時07分に到着します。同駅から11:08発のJRバス東北「みずうみ号」に乗り、酸ヶ湯温泉で下車します。所要時間は約1時間20分で、12:10に到着予定です。帰りのバスは13:10発か14:50発で、遅い便でも新青森には16:13に到着します。その後、はやぶさ38号(新青森16時38分発→東京20時04分着)またははやぶさ40号(新青森17時22分発→東京20時32分着)で帰京できます。
日帰り入浴 営業時間 | ・大浴場「ヒバ千人風呂」(混浴):7:00〜18:00(受付終了17:30) ・小浴場「玉の湯」(男女別):9:00〜17:00(受付終了16:30) |
日帰り入浴 料金 | 大人1000円 小学生500円 |
最寄駅 | 新青森駅から路線バスあり |
アクセス方法 | 新青森駅から路線バス1時間20分 |
高湯温泉「玉子湯」は駅から無料送迎シャトルあり!
福島県の源泉掛け流しといえば…高湯温泉!特に「玉子湯」は、日帰り利用の方もJR福島駅から無料シャトルバス(1日1往復)が利用できるためアクセスが便利です。行きのバスはJR福島駅西口を10:40に出発し、晴れの日なら所要時間は約30分。雪の日にはもう少し時間がかかる場合があります。それでも、帰りの便は玉子湯を13:15に出発するため、約2時間はゆっくり温泉を楽しめます。玉子湯では、かやぶき湯小屋の「玉子湯」をはじめ、硫黄の香りが漂う内湯や開放的な露天風呂など、館内で湯巡りも堪能できます。
日帰り入浴 営業時間 | 11:00~14:00(最終受付時間 13:30)※水曜日定休 16:00~20:00(最終受付時間 19:30) |
日帰り入浴 料金 | 大人1000円 3歳〜小学生600円 |
最寄駅 | 福島駅 |
アクセス方法 | 福島駅から無料シャトルバス利用可(日帰りは1日1往復のみ) |
旅行前に必ず営業日・営業時間を確認しましょう
温泉旅行を楽しむために、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。事前に温泉地の情報をチェックしたり、温泉施設の営業時間を調べておくと、より快適に過ごせます。また、キュンパスの期間中は積雪シーズンでもありますので、旅行日が近づいたら運行状況を確認しておくようにしましょう。
キュンパスを利用した温泉巡りは、温泉オタクの私が自信を持ってオススメする最高の方法です。お得に、そして快適に、東北・長野・新潟の源泉掛け流し温泉を堪能してください。