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温泉分析書はここを見れば簡単に読める!【初心者向け】

温泉施設の主に脱衣所でこんな紙が張っているのは見たことがありますか?温泉分析書は各施設に掲示が義務づけられています。温泉分析書が読めると、温泉はもっともっと楽しくなります^^

温泉分析書をこう読めばおもしろい!美肌温泉手帖

私がチェックしているポイントをピックアップしてみました。

注目点①「泉質」

温泉に含まれる「塩分」「硫黄」など入浴することにより皮膚から成分が吸収され、肌荒れ・冷え性など泉質に応じた効果に期待出来る「薬理効果」があります。

泉質は、大きく分けると9種類に分けられます。

お肌にやさしいマイルドな「単純温泉」
お肌しっとり保湿保温の「塩化物泉」
なめらかな温泉はまるで美容液「炭酸水素塩泉」
うるうる肌になりたい「硫酸塩泉」
話題沸騰の炭酸美容法を実感♪「二酸化炭素泉」
美肌のサポート「含鉄泉」
代謝促進に期待!「硫黄泉」
お肌の引き締め「酸性」
免疫力アップ!「放射線泉」

▼こちらも合わせてご覧ください
美肌温泉に欠かせない主要な7つの泉質とおすすめの温泉地

注目点②「泉温」

泉温は、実際に私たちが入浴中の湯舟の中の温度ではなく、湧出時の源泉の温度を示しています。
高温泉:42度以上
温泉:34〜42度未満
低温泉:25〜34度未満
冷鉱泉:25度未満

温度が高い場合は自然冷却や加水など、また温度が低いと加温をするなど適温に施しています。

注目点③水素イオン濃度

「水素イオン濃度」が美肌・美容において重要な役割を果たします。
温泉成分表に記載のある「phの数値」によってに分けることが出来ます。

強アルカリ性:ph10以上
アルカリ性:ph8.5以上
弱アルカリ性:ph7.5~8.5未満
中性:ph6~7.7未満
弱酸性:ph3~6未満
酸性:ph2~3未満
強酸性:ph2未満

  • アルカリ性は「クレンジング効果」に期待

アルカリ泉は、ぬるぬるっとした肌触りが特徴で、多くは無色澄明、無味無臭で、お湯がやわらかくて入り心地がよいです。古い角質を除去し、すべすべ肌の効果をもたらします。

  • 酸性泉は「リフトアップ効果」に期待

酸性泉はピリピリとしたは肌触りが特徴で多くは白濁、酸味、卵が焦げたような硫黄臭があります。キメを整えたり引き締め・収斂(しゅうれん)効果をもたらします。また殺菌効果にも期待出来ます。

  • 中性泉は「肌に優しい」

さらりとしており、本来の肌のphに近いため刺激が少なくマイルドな温泉です。

注目点④成分統計

温泉1kg中、温泉成分は何グラム含まれているか温泉の濃度を示しています。人間の身体を作る細胞液を基準にして分けられています。
この細胞液は、1リットルの水に8.8gの食塩を溶かした食塩水に相当します。

高張性:10g/1kg以上(湯あたりしやすい)
等張性:8~10g未満/1kg(人間の細胞液)
低張性:8g未満/1kg(ふやけやすい)

ちなみに、家庭で使われる一般的な入浴剤は約0.2gです。
5g以上あるとその温泉の個性が出てきます。
約15gが強食塩泉、約35gで海水、有馬温泉は約60gだそうです☆

注目点⑤メタケイ酸

メタケイ酸は、化粧水などにも含まれている美肌成分で体をコーティングしてあたためる保湿効果があります。含有量が50mg以上なら美肌に有効とされており、100mg以上の温泉もあります。

まとめ

つまり、こちらの温泉分析書を解説すると
温泉分析書をこう読めばおもしろい!美肌温泉手帖

①泉質:アルカリ性硫黄単純温泉
代謝促進に期待が出来る

②泉温:25.8度
→低温泉なので加温をしている

③ph:10.1
→高アルカリ性は古い角質を除去し、すべすべ肌の効果に期待

④成分統計:417.5mg/kg
→低張性:ふやけやすい

⑤メタケイ酸:ー

ということが分かります。

【おまけ】イオンに注目してみる

イオンに注目すると、さらに温泉入浴が楽しくなります。
“この温泉は「ナトリウムイオンが含まれている」から「保温保湿効果」に期待が出来るかもしれない!”など。

●陽イオン
ナトリウムイオン:保温保湿しっとり
マグネシウムイオン:美肌促進サポーター
カルシウムイオン:すべすべさらさら
アルミニウムイオン:傷の治癒を促す、殺菌作用

●陰イオン
硫酸イオン:ハリと弾力ふっくら
炭酸水素イオン:クレンジングすべすべ

●非解離成分
メタケイ酸:美肌サポート
メタホウ酸:洗浄作用があり「ニキビ」効果に期待

まとめ

成分表の見方が分かると、さらに温泉の楽しみが増えます。ぜひ入浴前に成分表をチェックしてみてくださいね。