温泉コラム

温泉美容家が解説!温泉旅館で実践「温泉美人をつくる効果的な入浴法」を紹介

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温泉は美容に効果的なだけでなく、正しい入浴法でその効果を最大限に引き出すことができます。美容に敏感な方に向けて、身体を洗ってから入る方法や「分割湯」を取り入れるコツ、ふんわり洗顔美容や温泉蒸しタオルパック美容、そして上がり湯のポイントなど、温泉美容家が実践している入浴法をご紹介します。理想の肌を手に入れるために、ぜひ参考にしてみてください。

温泉美人をつくる、入浴法

温泉はその豊富なミネラル成分から美容や健康に対する効果が期待できます。特に入浴法に工夫を凝らすことで、美肌やリラックス効果を最大限に引き出すことが可能です。以下は、温泉美容家がおすすめする入浴法です。

1.入浴前は、水分と栄養補給を!

温泉に入る前にまず水分補給をしています。私は旅館の客室に置いてある緑茶とおやつ(温泉まんじゅう)をいただいてから、温泉に浸かります。入浴前の水分・栄養補給は美容と健康の両面で効果的です。

2.“ふんわり”と洗ってから温泉に入る

脱衣所で衣類を脱いだら、まずは温泉に入る前に身体を洗っています。先に温泉に浸かって身体を温める方もいらっしゃるかと思いますが、個人的には身体を洗いスッキリさせてから浸かりたいところ。温泉成分によって、古い角質を取り除く作用のある温泉もあるので洗いすぎないことがポイントです。タオルなどでごしごし洗わず、泡の力で優しくふんわり洗います。

3.「分割湯」を取り入れる

分割湯とは、一度に長時間入浴するのではなく、温泉と休憩を繰り返す入浴法です。温泉の刺激が強すぎず、深部体温が上がりすぎないように工夫された入浴法で、効果的なリラックス効果を得られます。

熱めの温泉の場合:
3分入浴→休憩→3分入浴→休憩→3分入浴

心地よい温度の温泉の場合:
5分入浴→休憩→8分入浴→休憩→3分入浴

4.ゆっくりとした動きで湯船に浸かる

入浴時は急激な動きを避け、極力ゆっくりとした動きを心がけています。湯船に浸かるときや出るときはもちろん、湯船の中でもじーっとしていることが多いです。深い呼吸を意識することでリラックス効果も高めています。温泉に身体を沈めながら、首を横に倒したり、ウエストを捻る動きなど(これもゆっくり!)ストレッチを行うこともあります。

5.蒸しタオルパック・湯けむり美容

せっかく温泉に来たのだから、温泉をもっと浴びたい!というときには、蒸しタオルパックや湯けむりスチーマーがおすすめ。蒸しタオルパックの方法は、温泉を桶に取り、タオルを浸して軽く絞り、顔にのせるだけ。約5分で肌がふっくらとした感触を実感できます。また、湯船に浸かりながら湯けむりを浴びることでスチーマー効果もありますよね。これらは毛穴を広げる効果が期待できるため、つるつるの肌を目指したい方にもおすすめです。刺激の強い泉質の場合、肌が負けてしまう可能性がありますのでご自身とよく相談してからにしましょう。

6.上がり湯は新鮮な温泉がいい

最後の仕上げは、新鮮な温泉を身体にかけ、温かいタオルで優しく拭き取ります。温泉の効能を残すことで、美容効果をしっかりキープできます。

7. 湯上がりは「何もしない」ことも大切

衣類を纏ったり、保湿をしたりと必要最低限のことは行いますが、あとは「何もしない」。ぼーっとすることに一生懸命になります。

温泉美容家がおすすめする入浴法まとめ

温泉はその豊富なミネラル成分から美容や健康に対する効果が期待できます。特に入浴法に工夫を凝らすことで、美肌やリラックス効果を最大限に引き出すことが可能です。今回は、温泉美容家がおすすめする入浴法をご紹介しました。これらの入浴法を組み合わせて、「温泉美人をつくる入浴法」を試してみてください。

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温泉美容家
温泉美容家。学生時代の草津温泉訪れがきっかけで、温泉の魅力に魅了され、全国の温泉を巡るようになる。2013年には「温泉ソムリエ」の資格を取得し、2016年に美容温泉情報を発信する『美肌温泉手帖』を創設。美容専門学校でエステティックを学び、「温泉×美容」の可能性に注目。美容効果や入浴方法、泉質に基づくおすすめの湯めぐり方法など、幅広い知識を有する。ブログでは「肌がよろこぶ、温泉のえらびかた」をテーマに、各地の美容温泉や美容情報を発信。読者の温泉選びを楽しく、美容効果を引き立てる手助けを提供している。
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