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東京都で唯一の「日本秘湯を守る会」加盟宿へ。茅葺き屋根の湯宿で、ひっそり癒される旅【蛇の湯温泉 たから荘】

eri
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こんにちは!温泉ソムリエのeriです。

東京にも「秘湯」と呼ばれる温泉があるのをご存知ですか?都内で唯一「日本秘湯を守る会」に加盟している温泉宿、蛇の湯温泉 たから荘へ行ってきました!

東京の奥地にあるこの温泉は、大蛇が傷を癒したという伝説を持つ温泉。歴史と静寂に包まれた温泉宿で、しっとりとした湯に癒されるひとときを過ごしてきました。

山奥に佇む、茅葺き屋根の一軒宿へ

たから荘があるのは、東京都檜原村。最寄り駅はJR五日市線の終点「武蔵五日市駅」ですが、そこからさらに車で40分!「本当に東京なの!?」と思うほどの山道を進みます。

檜原街道を走り、静かな山あいの景色に包まれていると、茅葺き屋根の温泉宿が目の前に現れました。思わず「すごい…!」と声が出るほど、趣のある外観です。

「多摩に残る名湯」と書かれた看板に、期待が高まります。

秘湯ならではの温かいおもてなし

訪問前に電話で確認していた通り、この日の最終受付は17時。16時頃に到着すると、なんと貸切状態!これはラッキー♪

靴を脱いで受付へ向かうと、優しそうなご夫婦が迎えてくださいました。「貴重品はどうしようかな?」と思っていたら、バッグごと預かってくれるとのこと。こういう細やかな心遣いが嬉しいですね。

入浴料:1,000円(タオル無料貸し出しあり)

受付を済ませ、いよいよ温泉へ!

地下へ降りると…しっとりとした硫黄の香り

温泉は、館内の地下1階にあります。
階段を降りていくと、ほんのり硫黄の香りが…!

脱衣所はとてもシンプルで、かごのみの昔ながらのスタイル。ドライヤーは無料で2台ありましたが、アメニティは置いていないので、持参した方が良さそうです。冬は脱衣所が少し寒いので、手早く着替えるのがポイント!

湯船へ…肌に優しい単純硫黄冷鉱泉

この温泉の泉質は「単純硫黄冷鉱泉」。源泉温度は10℃と低いため加温されていますが、硫黄の香りがほんのり漂う、なめらかなお湯です。

お湯に浸かった瞬間、「これは…柔らかい!」と感じました。肌をそっと包み込むような、優しい湯ざわり。

浴室は内湯のみですが、まるで山の中にひっそりと佇む隠れ湯のような雰囲気。窓から差し込む夕暮れの光が、お湯に反射してキラキラと揺れていました。

時間がゆっくり流れているような感覚…
静かにお湯を楽しみたい方には、ぴったりの温泉です。

温泉成分表

まとめ:東京都内で楽しめる“秘湯”で、静かに癒される時間を

「東京都内で秘湯?」と最初は半信半疑でしたが、訪れてみると、その静けさと雰囲気にすっかり魅了されました。

硫黄泉好きな方はもちろん、「人の少ない温泉でのんびりしたい!」という方にもおすすめです。次回は、宿泊して夜の温泉も楽しんでみたいなぁ…♪

📍 蛇の湯温泉 たから荘

  • 住所:東京都西多摩郡檜原村数馬2465
  • 電話番号:042-598-6001
  • 営業時間:10:00〜18:00(要問い合わせ)
  • 料金:1,000円(タオル無料貸し出し)
  • 公式サイト:蛇の湯温泉 たから荘
  • 宿泊サイト:日本秘湯を守る会
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ABOUT ME
温泉ソムリエeri
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温泉と旅のライター
学生時代に訪れた草津温泉で「温泉のパワー」に衝撃を受け、それ以来全国各地の温泉を巡るように。2013年に温泉ソムリエ資格を取得し、2016年に始めたブログ『美肌温泉手帖』ではエステティックの知識を活かして、泉質に応じた湯めぐりのコツや肌がよろこぶ入浴方法、温泉街の歩き方やおすすめの温泉旅館などを発信。Instagramでは草津温泉オタクとして定期的に草津温泉を訪れ、最新の草津情報も紹介している。
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