北海道・東北

全10種のうち7種の泉質が楽しめるスペシャル温泉・鳴子温泉郷を紹介!【宮城県】

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現在、温泉の泉質は10種類とされていますが、そのうち7種類もの泉質を楽しめる温泉リゾートがあります。それが、宮城県にある鳴子温泉郷。この秘境の温泉地は、美肌効果が期待できる泉質から、神秘的な湯けむりに包まれることで知られています。今回は温泉オタクのファンも多い鳴子温泉郷を詳しく解説します。

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鳴子温泉郷はどこにある?

鳴子温泉郷は、宮城県北西部に位置する大崎市にあります。東京からのアクセス方法は、東北新幹線と列車を乗り継ぎ「鳴子温泉駅」で下車するか、東京駅から東北新幹線「仙台駅」まで行き、そこから鳴子温泉行きの直通バスを利用するのが良いでしょう。

鳴子温泉郷は下記5つの温泉の総称です。それぞれの温泉地で個性豊かな街並みを楽しむことが出来ます。

  1. 鳴子温泉
  2. 東鳴子温泉
  3. 川渡(かわたび)温泉
  4. 中山平(なかやまだいら)温泉
  5. 鬼首(おにこうべ)温泉

鳴子温泉郷の旅館・ホテルを探してみる

鳴子温泉郷の魅力は?

鳴子温泉郷の魅力、それは温泉王国なこと。源泉の数はなんと約400本!多くの施設が敷地内に自家源泉を持ち、温泉の湧出湯も豊富の為、源泉掛け流しで楽しめる施設が多いのがポイントです。そして、記事冒頭でも触れましたが鳴子温泉郷は全10種のうち7種の泉質が楽しめる温泉リゾートなのです。

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温泉地それぞれに特徴があるので温泉に詳しくない方も湯めぐりを楽しめるという素晴らしい魅力があります。

鳴子温泉郷で楽しめる日帰り温泉施設を紹介

鳴子温泉「滝の湯」乳白色の酸性泉

共同浴場「滝の湯」です。ph2.9の酸性泉で、ピリリと刺激があるかと思ったら全くそんなこともなく意外と肌へのなじみもよくぬるすべ。あつ湯とぬる湯があって、あつ湯は本当に熱くて全く入れず笑、ぬる湯は狭くてぎゅうぎゅうに笑。でも適温で心地よかった。打たせ湯でお湯が運ばれてくるんだけど、顔に全部かかってそれはそれでまあ幸せだった!

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泉質は「含硫黄・ナトリウム・アルミニウム・カルシウム・鉄-硫酸塩泉」

鳴子温泉「四季の宿ますや」無色透明でマイルドな湯


出典:http://masuya.ooedoonsen.jp/#onsen

お出迎えが素晴らしくて好印象!日帰り入浴ですみません、、て感じでした笑
先ほどの滝の湯とは打って変わって無色透明に近い(湯の花が浮遊)マイルドな肌触り。内湯は広々としていて解放的。露天風呂は4名入ればぎゅうぎゅう。源泉かけ流しで夜空を見上げながら先客のおばさま達と談笑!こういうのすごく好き。
泉質:含食塩‐硫黄泉

鳴子温泉「共同浴場 早稲田桟敷湯」大学生が掘り当てた!

早稲田大学の学生さんが掘り当てたらしい。入り口建物が本当に可愛くて、黄色くて地下になるのかな?狭い路地っぽい建物内をぐいぐい進むと小さな扉があってくぐって入ってまた下り、やっと到着。本当にここ?と不安になるけれど、中はとっても清潔感◎脱衣所も広々としていて鏡も大きい!湯船は内湯のみで、2つに分かれていました。温度が違ったのかな?両方入ってみたけど若干左が熱い?壁の白い部分の桶からお湯が下りてきて(熱い)ここに湯の花がめっちゃ溜まってた😆💕きゅきゅっとしていて湯あがりぽかぽか。「はあ、気持ちよかった」と思わず言ってしまういい温泉でした💕私も温泉掘り当てたい!!
泉質:ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉

中山平温泉「しんとろの湯」とろにゅるナンバーワン!

温泉好きの方々が揃って教えてくれた【しんとろの湯】。21:30まで営業している温浴施設です。乳液に近い化粧水のテクスチャのようなとろとろにゅるにゅるな温泉。詳しく無い方もただのお湯じゃないことがわかるくらいとってもまろやか。肌なじみもよく湯上がりはお肌もしっとりと保湿力抜群。肌もふっくらして美肌温泉がよくわかります。無色透明に近く、若干鼻の奥で硫黄臭。ph9.3のアルカリ泉。アルカリ性の硫黄臭って大好き。敷地内に湧き出た高温の温泉が長い長い木桶を通って自然の力で冷まされて湯船に注がれるので加水無し、加温無し、消毒無し、循環無し、正真正銘源泉掛け流しの天然温泉100%💕美肌のポイントである保湿成分として知られるメタケイ酸は493mg💗(100mg以上は美肌効果はなまる!)
泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉・塩化物泉

鳴子温泉「姥の湯 啼子(なきこ)の湯」無色透明のキラキラした温泉

旅館内に4つの異なる源泉を持つまさに湯めぐりな宿。1つ目は【啼子(なきこ)の湯】。こちらはなんと混浴!脱衣所も1つなのである意味賭けです。(実は丸見えの混浴は苦手😭)

陽射しもあって開放的な湯船は気持ちいいのなんのその。無色透明、ツルすべの温泉💗
泉質:ナトリウムー炭酸水素塩泉・塩化物泉

鳴子温泉「姥の湯 こけしの湯」青みがかった白濁の温泉

実はこちらも【姥の湯】。で、こちらは白濁。💕このこけしの湯は、手足広げて「ああ気持ちいい」と呟きたくなる硫黄泉。リピーターさんも多く人気ナンバーワンだそう。広すぎず、狭すぎず、個人的にかなり気に入った温泉です☆
泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩、塩代物泉

鳴子温泉「東多賀の湯」は絹のような柔らかさの温泉

鳴子温泉内の東多賀の湯と西多賀旅館は、隣同士にあるのに全く違う泉質を楽しめるということでおすすめいただいたので、まずは東から。

写真は少しくすんでいますが実際はきれいな乳白色。そして、想像以上の柔らかな温泉。絹のような柔らかさで消えて無くなっちゃうような。

湯口からたっっぷりと注がれる温泉はもちろん源泉掛け流し!この瞬間「やばい、幸せ」と想った🙊💗
泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素温泉

鳴子温泉「西多賀旅館」はグリーン色の極上湯

写真見返してまた興奮してきました。東多賀の湯で白濁した温泉を味わった後は、隣の西多賀旅館さん💗みてください!!!

グリーン😳😳😳😳😳❤💕柔らかくてぽかぽかする素敵な温泉。内湯のみなんだけど、ずっと入っていたいほど極上の時間。

本当に素晴らしい👏‼出たくなかった😭💬
泉質:含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩泉

鳴子温泉「旅館すがわら」きらきらと輝く美肌の湯

青っぽい透明のような、きらきらとしている温泉は保湿成分のメタケイ酸が多く含まれていることから美肌の湯と呼ばれています!

夏場はもっとブルーが強いんだって!露天風呂から見えるすぐそこが山で湯船に鹿とかが訪れてもおかしくないような野天風呂。湯船から源泉までの距離およそ3メートル。超フレッシュな温泉、いただきました!
泉質:ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉

東鳴子温泉「東鳴子・馬場温泉」温泉マニア絶賛!激熱湯

色々な温泉マニアの方々におすすめしてもらった『馬場温泉の外湯』は、温泉小屋になっていて混浴。

脱衣所も特に分かれていないのでソワソワしながら入った馬場温泉は、THE黒湯!!!

もんのすっごい熱くてサクッと。泡付きがあって気持ちよかったなぁ。建物内に男女別の内湯もあってこっちは温度ものんびり入れます☆
泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉

川渡温泉「川渡温泉共同浴場」熱さが病みつきになる

住宅の道沿いにひょっこり現れる『川渡温泉共同浴場』。木箱にチャリーンと入湯料200円を納めていざ入浴。2つ鍵付きロッカーあるので安心です。

先客さまが地元のおばあちゃんで「100回かけ湯してから入ると入れるよ」と入浴法を伝授頂き笑、かけ湯して(にせよ最高に熱い)熱さレベルは草津温泉の白旗の湯といい勝負。

お湯がにごり緑褐色。ずーっとぽかぽかが続く、最高な温泉☆
泉質:含硫黄・ナトリウム-炭酸水素塩泉

【まとめ】オススメの日帰り温泉施設は?

今日は、私が実際にお世話になった施設を紹介しました。ざっと挙げただけでも色々な泉質・色々ないろの温泉がありますよね☆まだまだ鳴子は奥が深くって、私も気になる温泉がたくさんあります!!

鳴子の好きなところ、それは

  • 湯量が豊富のため、源泉掛け流しの温泉施設が多い!
  • 色々な泉質・色の温泉に出会える!

是非、鳴子温泉郷で美肌温泉めぐりを楽しんでくださいね♪

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ABOUT ME
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温泉美容家
温泉美容家。学生時代の草津温泉訪れがきっかけで、温泉の魅力に魅了され、全国の温泉を巡るようになる。2013年には「温泉ソムリエ」の資格を取得し、2016年に美容温泉情報を発信する『美肌温泉手帖』を創設。美容専門学校でエステティックを学び、「温泉×美容」の可能性に注目。美容効果や入浴方法、泉質に基づくおすすめの湯めぐり方法など、幅広い知識を有する。ブログでは「肌がよろこぶ、温泉のえらびかた」をテーマに、各地の美容温泉や美容情報を発信。読者の温泉選びを楽しく、美容効果を引き立てる手助けを提供している。
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