温泉コラム

温泉卵=半熟卵ではない。って知ってた?温泉卵でつくる温泉卵グルメ

温泉ソムリエeri
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みなさん、こんにちは^^
温泉ソムリエマスターeriです☆

温泉旅館に行くとかなりの高確率で温泉卵が朝食に出ますよね。
私は生卵アレルギーで、とろっとろの卵は食べることが出来ず「いいなぁ」と横目に羨ましく見ています。

だって美味しいそうなんだもん!

そんな生卵アレルギーの私ですが、完熟卵はむしろ大好物なんです!(不思議!)

だから、箱根の黒玉子のようなしっかりとゆでられた温泉卵は大好き。

今日は、温泉卵のヒミツと“完熟”温泉卵を紹介してゆきまーす!

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 温泉卵と半熟卵は違うの?

温泉卵って、正直結構どこにでも、もはやセブン○レブンにもありますよね・・温泉卵とは何なんでしょう?

半熟卵と温泉卵の違い

温泉卵とは、卵黄部分は半熟、卵白部分は半凝固状態に茹でた鶏卵。

それに対し、

半熟卵とは、卵黄部分は半凝固状態・卵白部分は凝固状態に茹でた鶏卵

ということで、温泉で蒸されたかどうかに限らず、この状態ならば“温泉卵”と一般的に呼ばれることが分かりました。

なお、wikipediaによると

また、温泉の湯や蒸気を利用して、鶏卵を茹でたり蒸したりしたゆで卵は、その状態(半熟であるか否か)にかかわらず温泉卵と呼ばれる。

ということでした。なるほどなぁ。

ということで、温泉の湯や蒸気を利用してつくられた『温泉卵』をご紹介しますね!

 温泉でつくられた温泉卵を食べよう!

では早速温泉グルメを紹介していきますね。
温泉グルメといえば、最もメジャーなものが温泉卵でしょうか?

 箱根 大湧谷黒玉子

箱根ロープウェイの大涌谷駅にある【大湧谷くろたまご館】など売店で販売している黒玉子は有名ですね。

1つ食べると7年寿命が伸びると言われています。(そして一袋5個入りで1人で食べたら35年伸びる 笑)

地熱と火山ガスの化学反応を利用した「黒たまご」は、生卵を温泉池でゆでると、気孔の多い殻に鉄分(温泉池の成分)が付着します。これに硫化水素が反応して硫化鉄(黒色)となり、黒い殻のゆで玉子ができあがります。

参照:http://www.owakudani.com/kurotamago_hiimtsu

まずは約80度の温泉池で60分ほどじっくりと玉子を茹でます。生卵を温泉池でゆでると、気孔の多い殻に鉄分(温泉池の成分)が付着します。これに硫化水素が反応して硫化鉄(黒色)となり、黒い殻のゆで玉子ができあがります。この黒くなった卵を蒸し釜に移動します。約100度の蒸気で15分ほど蒸せば出来上がり。

何故か、家で食べるゆで卵の数倍美味しくて、何個も食べたくなる箱根の黒玉子。

実はテレビの企画で、【何故温泉でつくるゆで卵は、普通のお湯でつくるゆで卵よりも美味しく感じるのか】を検証したところ、温泉でつくったゆで卵のほうが、うまみ成分が20%アップしたことが分かったのです^^

自然がつくりだした恵みは、やはり体にも良いのですね^^

参照:http://www.owakudani.com/kurotamago_hiimtsu

 

塚原温泉 蒸し卵

画像出典:http://www.tukaharaonsen.jp/steamed-eggs.html

以前、黒川温泉から別府温泉へドライブしているときにみつけた【塚原温泉】では蒸気を利用してつくられた『蒸し卵』が販売しています。

伽藍岳火口の噴気で約20時間ゆっくりと蒸し上げ、温泉の成分を充分にしみこませた極上の卵です。通常の温泉卵に見られるような硫黄(イオウ)の臭みが無く、クセの無い燻製の様な風味です。

公式HP:http://www.tukaharaonsen.jp/steamed-eggs.html

こちらの塚原温泉は、もう温泉がめちゃくちゃ素晴らしくって感動したのを覚えています!!日本三大薬湯のひとつとして数えられる塚原温泉は、酸性泉だけど刺激が強く無く入りやすかったです☆

実は温泉でつくる【温泉卵】はさまざまな温泉地で販売しております。
温泉地に行ったら、是非探してみてくださいね♪

 温泉卵でつくったアレンジ料理を食べよう!

次は、温泉卵のアレンジ料理をご紹介していきます☆

大分県別府温泉では、江戸時代から続く調理法のひとつに高温の温泉(地獄と呼ばれる)から噴出する場所にざるなどを置き、蒸気熱を利用した野菜や卵などを蒸す「地獄蒸し」があります。

別府温泉内でひときわ人気の【岡本屋売店】では、その「地獄蒸し」でつくられた卵を使った「地獄蒸しプリン」の元祖発祥のお店です。

岡本屋売店では、カスタード・バナナ・おいも・コーヒー・抹茶キャラメルなどさまざまなフレーバーで楽しめるのもポイント!さらに「地獄蒸したまごサンドイッチ」も人気メニューのひとつです☆

オンラインショップはこちらから(公式HPです)
http://jigoku-prin.shop-pro.jp

 温泉でつくられた温泉グルメを食べよう!

いかがでしたか?今回は、温泉グルメの中でも『温泉卵』に絞ってご紹介しました☆

調べてみると、温泉で炊き上げた白米、温泉で蒸した野菜・・・などまだまだ温泉グルメはたくさんありました。温泉にゆっくりと浸かって、温泉グルメに舌鼓。まさに極上の温泉旅ですよね☆

「他にもこんな温泉グルメあったよ!」という情報は随時募集しておりますので(笑、温泉グルメを見つけたら是非教えてください^^

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ABOUT ME
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温泉美容家
温泉美容家。学生時代の草津温泉訪れがきっかけで、温泉の魅力に魅了され、全国の温泉を巡るようになる。2013年には「温泉ソムリエ」の資格を取得し、2016年に美容温泉情報を発信する『美肌温泉手帖』を創設。美容専門学校でエステティックを学び、「温泉×美容」の可能性に注目。美容効果や入浴方法、泉質に基づくおすすめの湯めぐり方法など、幅広い知識を有する。ブログでは「肌がよろこぶ、温泉のえらびかた」をテーマに、各地の美容温泉や美容情報を発信。読者の温泉選びを楽しく、美容効果を引き立てる手助けを提供している。
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