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温泉観光実践士となりました!講習レポート

温泉ソムリエeri
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こんにちは!温泉ソムリエeriです^^
先月、大田区蒲田で行われた「温泉観光実践士 養成講座」を受講し、「温泉観光実践士」の資格を取得いたしました!

興味がある方がいるかなあ?と思い、当日の講習をレポートしていきます☆

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「温泉観光実践士」とは?

2015年に温泉観光実践士協会が設立されました。

この協会の願いは
[box class=”box1″]日本を代表する観光資源である温泉資源が有効に利用され、正しく活用されることで、いままで以上に温泉と温泉地が広く国民に愛され、さらにはONSENとして外国人にも親しく利用されること。[/box]

そこで温泉の正しい理解、温泉観光地の振興・活性化に寄与する人材の育成するために、温泉分析書、温泉旅館の経営、温泉地の活性化、温泉地の実情などの科目を取り入れた講義を実施し、全講義受講者に「温泉観光実践士」の認定証を発行しています。

気になる方はこちらから♪

[sanko href=”https://www.onsenhyakkaten.com/jissenshi/seminar/” title=”温泉観光実践士養成講座” site=”温泉百貨店”]

温泉観光実践士養成講座プログラム

  • 温泉地と旅行企画
  • 温泉・銭湯の現場から
  • 観光地・温泉地の活性化法
  • 熊本地震と温泉
  • 温泉によく出る「誤解されやすい言葉」の解説
  • 温泉旅館の再生
  • 別府八湯と名人会のまちづくり活動
  • 温泉の歴史
  • 温泉旅館の経営

講義の感想と、受講オススメの人。

総じて、私は勉強になる講義ばかりでした!「へえ!」「すごい!」の連続で、色々な事例を知ることが出来たり、こうして「ニッポンの温泉をもっと活性化したい」という大勢が集まれば、まだまだ日本の知られていない観光地の発掘や観光業界に大きな経済効果となるウェーブを起こすことが出来るのではないか?と思いました。

旅行会社用語が出たり、実際に温泉地として盛り上がりを見せる別府の方々の取り組みが紹介されたり、旅行業界にいる私はふむふむ、と思いながら聴けましたが、

「温泉大好き♪」という温泉が好きな方へ向けたというよりは「温泉観光地をどう盛り上げていくか」と考えられている、活性化の核となる(なりたい)方向けの講習だなあと感じました。

例えば、旅インフルエンサー・旅行会社の企画担当の方、観光協会や旅館で働いてる方など。

温泉が好きな方は、ソムリエの講習や分析書セミナーの方が面白いかもしれません。

特に印象に残った講習「温泉地と旅行企画」。

江戸川大学社会学部准教授である、崎本武志先生のお話は、ツアー企画をしていた私にとってとても勉強になりました。

温泉旅行の危機。

崎本先生は、温泉旅行の危機を3つの理由からなると唱えております。

「団体温泉旅行の衰退」「近郊温泉施設の発展」「都市部の温泉掘削」。

都市部でも手軽に温泉が楽しめること、そして近郊温泉施設が発展してきたことでわざわざ新幹線や飛行機で旅をしなくても、日帰りや1泊で十分な旅時間を過ごすことは出来ます。

 

特にうなづけたのは、温泉好きの方をターゲットにしていても数が限られてしまう、という点。

ツアー企画を行っていた時にも特に感じていました。例えばマニアの方々は、少し遠くても、さびれた温泉宿や服にも移ってしまうほど強烈な硫黄臭の温泉を求めてわざわざ旅に出ることも多いと思いますが、多くの方々は立地・脱衣所の清潔度や設備や料理を重視することが分かりました。

温泉そのものの湯質ではなく、取り巻く環境を重視する方々がとても多いのです。

もちろん少数ではありますが一定数のファンはいるので「温泉マニア向けツアー」を企画をしても成立はしたと思います。しかし集客が出来ないと(売上が見込めないと)ツアーは催行決定しません。ここがマニア向け商品づくりの難しさでした。

価格とのバランスも重要です。定番商品が売れるのは、多くの方を集客出来ます。集客が出来れば一人当たりのコストを下げることが出来ます。だからずっと売れるのです。

マニアに愛される「▲▲温泉」という秘境宿があったとします。こんなマニア向け商品を売るためには、

・マニアの方以外に「行ってみたい」と思わせること。

・マニアの方を唸らせるような観光ツアーであること。

こんなツアー商品が出来れば、間違いなく日本の観光業会は明るいんじゃないかなと思います。

「絶景」という言葉が数年前の流行語大賞にノミネートされ旅行業界に新たな風が吹きました。写真家の方、トラベラーの方以外にも興味が持つ方が増え、ただの公園・ただの滝などが「流行の場所」になり周辺地域も活性化されたことと思います。

新しい価値の創造、これこそが旅行業界・観光業会・温泉業界にもたらす大きな経済効果になることでしょう。

四季島やななつ星が、大人気商品となっている背景には、それがただの場所と場所を移動する乗り物ではなく、観光地を回る周遊コースの組み込みがあったからではないか、と崎本先生はおっしゃっておりました。

「もの」ではなく「こと」を売る。“「体験」を売っていきましょう”・・・と、ここ数年多くの方が唱えておりますよね。旅行業界でもよく耳にします。

実際に私が今やりたいことといえば、大好きなお米と大好きな野菜を自分で育てること、あとは自分で育てた野菜を使って、料理教室にも行ってみたい☆その土地で暮らす方がきっと1番美味しい味付けや料理方法を知っていると思うから。

あと写経体験。これもやりたいと思ってそのまま放置してしまったこと。写経体験が出来るツアー探してみようかな。

最後に・・・講習でお会いした方

理事長 浦さん(写真右)
この初めてお会いしましたが、物腰柔らかくて素敵な方でした!

温泉ソムリエ家元 遠間さん(写真左)
4年前に温泉ソムリエの資格を取得した時に記念撮影をした以来、2度目の記念撮影^^
笑顔が素敵で、かつとてもお優しい方。

温泉モデル しずかちゃんさん
インスタで見かけたことがあったので、声をかけてみました!こういう温泉講習の場で、同世代の女性に会ったことがなかったので嬉しい気持ちになりました。

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ABOUT ME
温泉ソムリエeri
温泉ソムリエeri
温泉美容家
温泉美容家。学生時代の草津温泉訪れがきっかけで、温泉の魅力に魅了され、全国の温泉を巡るようになる。2013年には「温泉ソムリエ」の資格を取得し、2016年に美容温泉情報を発信する『美肌温泉手帖』を創設。美容専門学校でエステティックを学び、「温泉×美容」の可能性に注目。美容効果や入浴方法、泉質に基づくおすすめの湯めぐり方法など、幅広い知識を有する。ブログでは「肌がよろこぶ、温泉のえらびかた」をテーマに、各地の美容温泉や美容情報を発信。読者の温泉選びを楽しく、美容効果を引き立てる手助けを提供している。
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